こんにちは、ともです。今回は「トリミン2!-トリッキーミーン2」を遊んでみました。正攻法では絶対に解けない、ひっかけ問題専門のいじわる脳トレパズルです。App Store評価は3.97と、当ブログで扱うものとしては控えめな数字。
でもこのジャンルには、評価の数字だけでは語れない独特の魅力があるのも事実です。「いじわるされて怒るか、それとも笑うか」。人によって答えの変わるこの分かれ道を、実際に自分の頭で確かめてきました。

どんなゲーム? 正解は問題文の外にある
出題はクイズやパズルの形をしていますが、素直に解こうとすると必ず失敗します。画面のどこかに仕掛けが隠れていたり、問題文そのものが罠だったり、スマホを傾ける・振るといった操作が答えだったり。「発想の柔らかさ」を試される、とんち系の脳トレです。
一休さんのとんち話や、子どもの頃に夢中で読んだなぞなぞ本の「ひっかけ問題」のページが好きだった方には、とても懐かしい手触りだと思います。あの意地悪さが、スマホの機能を使って現代版に進化した格好です。

「やられた!」が笑えるかどうかが分かれ道
このゲームの評価は、ひっかけに対する耐性で真っ二つに分かれます。私は「やられた!」と笑えるタイプなので、意表を突かれるたびに悔しくも楽しい。特に、答えが分かった瞬間の「その手があったか」という脱力感は、真面目なパズルでは味わえない種類の快感です。
一方で、理詰めで解きたい方には「そんなの分かるわけない」の連続でストレスになる可能性大。ご自身のなぞなぞ耐性と相談してからどうぞ。

頭の使い方は「疑うこと」から
攻略のコツは、問題を疑ってかかることです。「この問題文は本当か」「触れるものは全部触ったか」「スマホ自体を動かしたらどうなるか」。思い込みを一枚ずつ剥がしていく作業は、実は論理パズルとは別種の、良い頭の体操になっています。
子育て中の身としては、子どもの「なんで?」に近い自由な発想を強制的に思い出させられる感覚。頭が固くなったなと感じている大人にこそ効く負荷です。

広告と課金のお話は正直に
無料で遊ぶ場合、ステージ間の広告は多めです。評価3.97の低評価側も、内容そのものよりこの広告頻度への不満が中心。機内モードでの回避か、集中して遊びたい方は広告除去課金が現実的です。ヒントも広告視聴で得る設計なので、そこも織り込んでおきましょう。
課金はヒントと広告除去が中心で、進行に必須のものはありません。1回数分の遊びなので、私は機内モード派で落ち着きました。

すきま時間との相性と1日の遊び方
1問は数十秒から数分。ただし、ひらめかないときは本当にひらめかないので、詰まったら一度離れるのが正解です。お皿を洗っている最中にふと答えが降ってくる、あの「風呂場のひらめき」現象が頻発するのがこのジャンルの面白いところ。
私は朝に2〜3問、詰まった問題は寝かせて翌日、というリズムに落ち着きました。無理に連続で解こうとしないのが、イライラせず長く楽しむコツです。
家族と遊ぶ相性について
実はこのゲーム、家族で画面を囲むと化けます。大人が思い込みで詰まっている横で、子どもがあっさり正解を見つける逆転劇がしょっちゅう起きる。発想の柔らかさ勝負なので、年齢や知識の差が有利に働かないんです。「ママ、そこ触ればいいんだよ」と娘にどや顔されるのも、悔しいけれど楽しい時間です。
ただし一部、大人向けの軽いブラックジョーク的な問題も混ざるので、小さいお子さんと遊ぶ場合は大人が先にひと通り確認しておくと安心です。
気になったところも正直に
気になる点も書いておきます。まず前述の広告頻度。そして、ひっかけの質にはムラがあり、「上手い!」と唸る問題と、「それは意地悪なだけでは」という問題が混在します。評価3.97という数字は、この当たり外れのばらつきと広告への不満が正直に反映された結果だと思います。
翻訳やテキストの粗さも時々顔を出しますが、遊びの理解に支障が出るレベルではありませんでした。
前作や類似のいじわる系との違い
いじわる脳トレというジャンル自体は歴史が長く、前作トリミンをはじめ、類似アプリも数多くあります。その中で本作の持ち味は、ひっかけの手数の多さです。問題文の罠、画面の隠し要素、端末操作、時事ネタと、いじわるの引き出しが幅広い。ワンパターンに陥りにくいのは、シリーズを重ねた蓄積を感じます。
逆に、前作を遊び込んだ方には既視感のある仕掛けも混ざります。初めていじわる系に触れる方のほうが、新鮮に驚けるはずです。
「解けない時間」の楽しみ方
このジャンルならではの楽しみ方として、「解けない時間を持ち歩く」のをおすすめします。詰まった問題を頭の片隅に置いたまま家事をしていると、洗濯物を干している最中にふっと答えが降りてくる。この瞬間の気持ちよさは、じっくり悩んだ時間に比例します。
すぐヒントに頼らず、1日1問を持ち歩く。急がない遊び方に切り替えてから、このゲームの満足度はぐっと上がりました。
脳トレとしての実力を考える
「いじわる」の皮を剥ぐと、このゲームが鍛えているのは思い込みを外す力です。大人は経験が増えるほど「こうに決まっている」の枠が固くなりますが、本作はその枠を1問ごとに壊しに来る。数独やナンプレが論理の筋トレなら、こちらは発想のストレッチです。
毎日のパズルに飽きたとき、頭の別の場所を使う変化球として置いておく。そういう「二軍の控え」ポジションが、本作のいちばん幸せな居場所だと思います。
こんな方におすすめです
- なぞなぞ・とんち・ひっかけ問題が好きな方
- 頭の固さをほぐす変わり種の脳トレを探している方
- 家族で画面を囲んでわいわい解きたい方
- 真面目なパズルに疲れて息抜きが欲しい方
ダウンロード前のチェックポイント
実用情報もまとめておきます。アプリは軽量で、古めの端末でも問題なく動きます。1問単位で完結するのでオフラインの待ち時間にも向いていますが、ヒントが広告視聴式のため、電波のない場所ではヒントなしの真剣勝負になる点だけご注意を。
対象年齢は12+。前述の通り一部に大人向けの軽い笑いが混ざるので、お子さんメインで遊ばせるより、大人のおもちゃ箱として持っておくのが正しい使い方だと思います。
まとめ:怒るか笑うか、あなた次第のいじわる箱
トリミン2は、ひっかけ問題という好き嫌いの分かれる遊びを、物量と勢いで詰め込んだいじわる箱でした。評価3.97の数字通り、人を選ぶのは間違いない。でも、ハマる人には唯一無二の脱力感が待っています。
私のおすすめ度は★3つ(5点満点)です。なぞなぞ本のひっかけページを真っ先に開いていた方なら、この意地悪さはきっとご褒美。「やられた!」を笑える日に、ぜひどうぞ。