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ピクミンブルームは靴を履く理由をくれる。お散歩アプリの決定版を正直レビュー

ピクミンブルーム プレイ画面1|App Store公式

健康のために一日八千歩、とはよく言われますが、なかなか続かないのが人間というものです。その続かない私たちのために生まれたようなアプリが「Pikmin Bloom(ピクミンブルーム)」です。任天堂の人気キャラクター・ピクミンたちと一緒に歩く、2021年配信のARお散歩ゲームで、App Storeのレビューは33万件超、評価はおよそ4.6という圧倒的な支持を集めています。

歩けばピクミンが育ち、歩いた道には花が咲く。たったそれだけのことが、どうしてこんなにも続くのか。今回は公式画像6枚とともに、この散歩の名相棒を、いつも通り正直にご紹介していきます。

ピクミンブルーム プレイ画面|App Store公式
ピクミンと歩くお散歩アプリ(App Store公式)

アプリのダウンロードはこちら

Google Play App Store

無料(アプリ内課金あり)|Scopely(旧Niantic)|2021年配信・お散歩ARゲーム

目次

どんなアプリ? 歩くことが、そのまま遊びになる

仕組みはとても簡単です。スマホを持って歩くと、拾った苗が歩数で育ち、育った苗からかわいいピクミンが生まれます。生まれたピクミンたちは、あなたと一緒に歩き、花びらを集め、おつかいまでこなしてくれる小さな相棒になります。

難しい操作はほとんどありません。朝に苗をセットして、あとは普段どおり歩くだけ。ゲームが苦手な方でも、初日から迷わず楽しめる優しい作りです。

ピクミンブルーム プレイ画面|App Store公式
歩くだけでピクミンが育つ(App Store公式)

歩いた道に、花が咲く

本作のいちばん美しい仕掛けが、花植えです。ピクミンたちが集めた花びらを使うと、自分の歩いた道に花が咲いていきます。いつもの買い物ルートが少しずつ花道に変わり、アプリの地図がだんだん華やいでいく。この眺めをもう少し伸ばすために今日も歩こう、と思わせてくれる力があります。

同じ道を歩く誰かの花と自分の花が重なって、街が花でいっぱいになっていく様子には、ささやかな連帯感さえ覚えます。競争のかわりに協力だけがある、心穏やかな世界です。

ピクミンブルーム プレイ画面|App Store公式
歩いた軌跡が花道になる(App Store公式)

デコピクミンという、おでかけの口実

ピクミンたちは出会った場所にちなんだ「デコ」を身に着けてきます。パン屋さんで出会ったピクミンはパンのかぶりものを、駅で出会ったピクミンは小さな切符を持って現れます。その種類はなんと150以上もあり、図鑑を埋めるためにいつもと違う場所へ自然と足が向くようになります。

この「あのお店の子がまだいないから寄ってみよう」という小さな動機が、行動範囲を少しずつ広げてくれます。散歩の景色が変わっていくと、暮らしの景色のほうも少しずつ変わっていきます。

ピクミンブルーム プレイ画面|App Store公式
場所ごとのデコピクミンを集める(App Store公式)

一日の終わりに、記録が残る

一日が終わると、その日の歩数と歩いた場所、撮った写真がひとつの記録にまとまります。ゲームの結果というより、花の咲く絵日記です。何気ない毎日のひとつひとつが、ピクミンたちと歩いた日々として静かに積み重なっていきます。

数ヶ月後にふとページを見返したとき、この何気ない記録が思いのほか愛おしいものになっています。孫の運動会の日も、病院の帰り道も、ピクミンと一緒だったのだなと。

ピクミンブルーム プレイ画面|App Store公式
毎日が花の咲く絵日記に(App Store公式)

家族と緩やかにつながる

フレンドと週の歩数を持ち寄るウィークリーチャレンジは、離れて暮らす家族との共通の話題にちょうど良い仕組みです。「今週はお母さんがいちばん歩いたね」というたった一言が生まれるだけで、電話をかける口実がひとつ増えます。

対戦も順位争いもなく、あるのは合算の目標だけ。誰かが歩けない週があっても、責める空気にならない優しい設計です。

ピクミンブルーム プレイ画面|App Store公式
図鑑集めと家族チャレンジ(App Store公式)

1日の付き合い方

アプリを触る時間は、朝晩合わせて10分もあれば十分です。あとはスマホをかばんやポケットに入れて、いつもどおり生活するだけです。画面を見ながら歩く必要がないので、歩きスマホの心配が少ないのも安心できるところです。

アプリの容量は315MBと軽く、少し古めの端末でも問題なく動いてくれます。ゲームというより、万歩計の進化形と思って迎え入れてください。

キノコ壊しという、ゆるい共同作業

ゲームらしい遊びとしては、みんなでピクミンを送り込んで大きなキノコを壊す協力バトルがあります。バトルといっても操作は送り出すだけで、あとはピクミンたちにお任せ。同じ街を歩くご近所の見知らぬ誰かと力を合わせる、回覧板のような緩やかな共同作業です。

無事に壊し終わると果物などのご褒美がもらえて、それがピクミンたちを元気にするジュースになります。この「働いた子にごはんをあげる」流れが、また可愛いのです。

AR写真で撮る、旅の一枚

連れているピクミンたちを現実の風景に置いて写真が撮れるAR機能も、良い遊び心です。旅先の景色や自宅の庭の花壇にピクミンたちを並べてパチリ。お孫さんやお子さんに見せるときっと喜ばれる、罪のない一枚が撮れます。

撮った写真はその日の記録にも残るので、散歩のアルバムがますます賑やかになります。

課金まわりの正直なところ

基本無料で、課金は苗を育てる枠の拡張や着せ替えが中心です。無課金でも楽しさの本質はまったく変わりませんし、ガチャで大金が溶けるような構造もなく、お金の面では極めて健全なアプリです。

毎日たくさん歩くようになってから、苗の枠の拡張を検討すれば十分です。課金より先に、靴を良いものに買い替えるほうが良い投資かもしれません。

続けるためのちいさなコツ

最初のコツは、とにかく毎朝アプリを開いて苗をセットする習慣だけを作ることです。歩数の目標は立てなくて構いません。ピクミンが勝手に育って、勝手にご褒美をくれますから、義務ではなく楽しみとして続きます。

そしてもうひとつ。雨の日や歩けない日があっても、気に病まないことです。ピクミンたちは怒りません。翌日また一緒に歩けば、それでいいのです。この寛容さこそが、三日坊主の私たちにいちばん効く薬です。

気になった点も正直に

ひとつ目は、ゲームらしい刺激を求める方には物足りないことです。ドキドキする展開も強敵もいません。ふたつ目は、歩かなければ何も起きないこと。悪天候や体調不良で家にこもる時期は、アプリのほうも静かになってしまいます。

また、位置情報を使い続けるためバッテリーの減りは早めです。長めの散歩に出る日は、充電残量にどうぞご注意を。

こんな人にちょうどいい

  • 健康のために歩きたいのに、三日坊主で終わりがちな人
  • ゲームは苦手だけど、かわいいものは大好きな人
  • 家族や友人と、緩やかに続く共通の楽しみが欲しい人
  • 毎日の散歩に小さなご褒美が欲しい人

まとめ:靴を履く理由をくれるアプリ

ピクミンブルームは、歩くという何でもない営みに、かわいい理由とささやかなご褒美を添えてくれる、生活の名脇役です。33万件で4.6という数字は、世界中の「続かなかった人」が続けられている証拠でしょう。健康のために、ではなく、新しいピクミンに会うために靴を履く。その小さな目的のすり替えこそが、結局は体をいちばん動かしてくれるのです。私のおすすめ度は★5つ(5点満点)です。

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無料(アプリ内課金あり)|Scopely(旧Niantic)|2021年配信・お散歩ARゲーム

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