こんにちは、ともです。今回は「トリッカル・もちもちほっペ大作戦」を遊んでみました。悪魔っ子たちのほっぺを、文字通りもちもちと触って愛でる育成RPGです。App Store評価は4.75(レビュー8千件)。タイトルの字面から漂ってくる只者ではない気配に、母の指が吸い寄せられました。
「ほっぺをもちもちする」ことがゲームの正式な遊び方として実装されている世界とは、一体何なのか。わが子のほっぺで培った母のほっぺ愛好歴を総動員して、確かめてきました。おすすめ度は★5つです。

どんなゲーム? ちびキャラ編成のRPG×ほっぺ
ゲームの骨格は、ちびキャラの悪魔っ子たちを編成して戦わせる、オート進行の王道RPGです。属性と配置をあれこれ考えてパーティを組み、ステージを進めて、キャラクターを育てていく。この部分は、真面目に作り込まれた標準的な育成ゲームになっています。
そして本作の看板が、キャラクターのほっぺに直接触れられる「もちもち」機能です。画面の中のほっぺを指でむにむにと引っ張ることができて、キャラクターがくすぐったそうに反応してくれます。この生産性ゼロで幸せな時間こそが、本作の本体です。

「もちもち」の中毒性
ほっぺをつまんで、伸ばして、ぱっと離す。ただそれだけの操作なのに、もちもちとした手応えと、キャラクターたちの抗議やら照れやらの反応が可愛くて、気づけば延々と触り続けています。ぷにぷに系の触感遊びを、キャラクターへの愛着と結びつけた見事な発明です。
疲れた日の夜、無心で画面のほっぺを揉み続けている自分に気づいた時は少し我に返りましたが、実際これが効くのです。癒しとは、こういうことなのかもしれません。

評価4.75の中身を読む
レビューを読み込むと、高評価の中心は「キャラが最高に可愛い」「ゆるいノリが癖になる」「意外とゲーム部分が真面目」という声でした。低評価はごくわずかで、「育成がやや忙しい」という程度です。
規模こそ小さめながら、熱量の高いファンにしっかり支えられた、幸せな評価分布だと思います。

広告と課金のバランス
プレイを遮ってくる広告はありません。課金はガチャと成長パックの購入が中心で、石の配布は比較的手厚めです。推しの子を迎えるためのガチャも、天井や確定枠がきちんと整備されていて、無課金でものんびりコレクションを増やしていけます。
そもそも戦力の競争を煽ってくる空気が薄いゲームなので、お財布への圧も穏やかなままです。

ゆるふわの皮を被った、真面目な育成RPG
見た目は徹底的にふざけているのに、育成RPGとしての作りは意外なほど堅実です。配置の前衛後衛、属性の相性、スキル同士のシナジー。編成を考える楽しさがきちんと用意されていて、放置報酬で育成が進んでいく設計も現代的です。このゆるさと真面目さの二重構造が、長く遊べる土台になっています。
「可愛いだけかと思っていたら普通に面白かった」というレビューの多さが、この二重構造の何よりの証明です。
着せ替えと部屋づくりのおまけも
悪魔っ子たちには着せ替えの楽しみも用意されていて、集めた衣装で推しの見た目を自分好みに仕上げられます。ロビーの空間も自由に飾り付けができて、推したちがちょこちょこと動き回る様子をただ眺めるだけの時間も、これまた良いものです。育成の合間の休憩所として、心地よく機能しています。
スクリーンショット映えするゆるい構図が撮り放題なので、気づけばカメラロールが悪魔っ子だらけになる副作用には、あらかじめご注意を。
イベントとエピソードの供給
期間限定イベントでは、悪魔っ子たちの日常を描いた書き下ろしエピソードと限定報酬が届きます。イベントのノリも本編と同じくゆるく、走り込みの負担も軽めです。「お祭りには顔を出すけれど無理はしない」という距離感で参加できるのが、忙しい生活者には嬉しいところです。
キャラクターの個別エピソードも少しずつ解放されていくので、推しの解像度を上げていく楽しみが長く続いていきます。
すきま時間との相性
戦闘はオート中心で、日々の消化は15分ほどで済みます。放置報酬も用意されているので、忙しい日は回収だけでもゲームは進みます。そしてすきま時間の残りは、もちもちタイムに自由に充てられます。生活への圧は、ごく軽い部類のゲームです。
子どもと遊ぶ相性
ちびキャラの可愛さと、もちもち機能の組み合わせは、子どもに強烈に刺さります。うちの娘たちはゲーム部分そっちのけで、ほっぺを触っては笑い転げています。表現もマイルドなので、安心して見せられる世界観です。
ただし悪魔っ子たちの会話にはたまにぴりっと毒が効いているので、そのゆるい毒も含めて味わい尽くせるのは、大人のほうかもしれません。
気になったところ
正直に気になった点も書いておきます。まず、コンテンツが増えてくると日課のボリュームがそれなりに育ってきて、全部こなそうとすると忙しく感じます。それから、日本語テキストのノリがかなり独特なので、このゆるすぎる空気が合わない人も一定数いるはずです。あとは、もちもちのしすぎで指が疲れます。これは冗談のようでいて、本当の話です。
合う人にはとことん深く合う、個性の輪郭がはっきりした一本です。
世界観とテキストの怪しい魅力
悪魔っ子たちの住む世界は、ゆるくて、少しだけ不穏で、たまに妙に哲学的です。日常会話のテキストはボケとツッコミの応酬で、独特のテンポの笑いがあります。キャラクターの掘り下げも丁寧で、ふざけ倒した見た目の裏側に、小さな物語がちゃんと仕込まれています。
このB級の顔をした丁寧なものづくりこそが、コアなファンを次々に生んでいる理由だと思います。
1日の遊び方と生活への収まり
私の1日のリズムは、朝に放置報酬の回収と日課の消化で10分、夜にもちもちタイムと編成いじりで10分、という配分です。義務感は薄く、推しのほっぺに会いに行く感覚で毎日アプリを開いています。癒し枠のゲームとして、わが家の生活に静かに定着しました。
ダウンロード前のチェックポイント
- ほっぺもちもちの中毒性は掛け値なしに本物
- 見た目に反して育成RPGは真面目な作り
- 独特のゆるいノリは好みが分かれる
- 癒し枠を探している人に強くおすすめ
まとめ:ほっぺの柔らかさは、正義
トリッカルは、「柔らかいほっぺに触れたい」という人類の根源的な欲求を、真面目な育成RPGの土台の上に堂々と実装した、怪作にして良作でした。評価4.75という数字は、この唯一無二の癒しに心を撃ち抜かれた人たちの、幸せな悲鳴の集積だと思います。
私のおすすめ度は★5つ(5点満点)です。細かい理屈はいいから、まず一度あのほっぺを触ってみてください。もちもちの向こう側に、あなたの知らない新しい癒しの扉が開きますよ。