こんにちは、ともです。今回は「ザ・パーフェクトホテル(My Perfect Hotel)」を遊んでみました。小さなホテルの支配人になって、フロントから掃除まで走り回りながらホテルを育てる経営ゲームです。App Store評価は4.5(レビュー7.5万件)。広告で見かけて気になっていた方も多いのではないでしょうか。
ホテルのお仕事ものというテーマは、日々ベッドメイクと食事の支度に追われる主婦としては妙に親近感があります。「せかせか働くゲーム」がどうして癒しとして人気なのか、その謎を確かめてきました。おすすめ度は★4つです。

どんなゲーム? 自分の足でホテルを回す
プレイヤーは支配人キャラクターを操作して、ホテルの中を文字通り走り回ります。フロントでお客さんを迎え、お金を受け取り、チェックアウトした部屋へ駆けつけてシーツを交換。稼いだお金で客室を増やし、従業員を雇い、設備をアップグレードしていく。この「自分の足で回す」感覚が本作の核です。
最初は受付も掃除も何もかも自分でやるしかなかったのが、従業員をひとり雇うたびに、自分の仕事がひとつずつ手を離れていく。この移り変わりのプロセスが、そのまま経営の成長を肌で実感させてくれる、よくできた仕組みになっています。

「忙しいのに癒される」の正体
遊ぶ前は「家事に追われる毎日なのに、ゲームでまで走り回りたくない」と思っていたのですが、これが不思議と癒されるんです。理由を考えると、このゲームの仕事は必ず終わるから。お客さんを待たせても怒られず、やることは目の前に列になって見えていて、こなせば確実にお金になる。
現実の家事や育児の「終わりのなさ」「報われにくさ」とちょうど正反対の、努力が即座に目に見えて報われる箱庭。体はせかせかしているのに心はしっかり休まるという、考えてみればとても面白い設計です。

評価4.5は本物?
レビューを読み込むと、高評価の中心は「サクサク進んで気持ちいい」「広告の通りのゲーム」「時間が溶ける」という声。広告で釣って中身が別物、というパターンの多いジャンルで、広告通りの中身であることがきちんと評価されています。
低評価側は「広告が多い」「後半は進行が遅くなる」に集中。SayGames製のカジュアルゲーム共通の設計なので、このあたりは織り込み済みで遊ぶのが正解です。

広告と課金のバランス
正直に言うと広告はかなり多めです。数分おきに動画広告が入るくらいの想定でいてください。課金は広告除去(買い切り)と時短系のアイテムが中心で、長く遊ぶつもりなら広告除去だけで体験は劇的に快適になります。
そして当ブログ恒例の機内モードの技も、本作でしっかり有効でした。オフラインのまま問題なく遊べて広告もいっさい出ないので、電波の届かない通勤の地下鉄が、そのまま静かなホテルの勤務時間になります。

すきま時間との相性
1プレイの区切りが完全に自由で、30秒でも30分でも遊べます。アプリを閉じている間もホテルは営業してお金を貯めてくれるので、放置ゲームとしての顔も併せ持っています。「ちょっとだけ」のつもりで開いたのに、シーツ交換のリズムが気持ちよくてつい延びてしまうのが玉に瑕です。
疲れて何も考えたくないけれど手持ち無沙汰、という夜の「手だけ動かしたい欲」に、これほどぴったり応えてくれるゲームはなかなかありません。
子どもと遊ぶ相性
操作はキャラクターの移動だけで、仕事の場所に立てば作業は自動で進みます。6歳の娘も問題なく遊べて、「お仕事ごっこ」の延長としてすっかり夢中になりました。働いてお金を稼いで、そのお金で設備を買って良くしていく流れは、お手伝いとお小遣いの関係のちょっとした疑似体験にもなっている気がします。
ただし前述の通り広告が多いアプリなので、子どもに渡すときは機内モードへの切り替えが必須です。このひと手間さえかければ、安心してホテルを任せられます。
気になったところ
正直に気になった点も書いておきます。まず、ゲームの構造自体は「同じことの繰り返し」で、舞台のホテルが変わっても仕事の中身は基本的に同じです。それから、後半のアップグレード費用はインフレ気味で、進行のテンポは確実に落ちてきます。あとは日本語訳がところどころ怪しいのは、海外カジュアルゲームのご愛嬌というところでしょうか。
「飽きたらやめて、またふと戻る」くらいの軽い付き合い方が、このゲームとのちょうどいい距離感だと思います。
経営ゲームとしての意思決定
単純作業に見えて、お金の使い道には小さな意思決定が続きます。客室を増やして客数を伸ばすか、既存の部屋をグレードアップして単価を上げるか。従業員を先に雇って自分を楽にするか、自分の脚力を鍛えて人件費を浮かすか。正解はどれでもいいのですが、「自分の経営方針」が自然とできていくのが面白いところです。
私はまず掃除係を雇って自分はフロント専任、という接客重視路線でした。夫に見せたら「俺なら自動化を最優先にする」と言っていて、性格が出るゲームだなと笑いました。
ホテルが変わる楽しみ
ひとつのホテルを完成させると、次はモーテル、リゾート、と新しいロケーションのホテルへ移っていきます。舞台が変わると内装の雰囲気も客層も変わって、ちょっとした転勤気分。序盤のカツカツ経営をもう一度やり直すのが、意外にも毎回新鮮なんです。
「ゼロから立て直す」楽しさを何度でも繰り返し味わえるこの構成は、リフォーム番組を1話また1話と続けて観てしまう、あの感覚にとてもよく似ています。
1日の遊び方と生活への収まり
私の遊び方は、家事の合間に5分だけ出勤して、夜にゆっくり15分の残業、というリズムです。オフライン収益が貯まっているので、開いた瞬間にご褒美があるのも続けやすいポイント。ノルマも期限もないので、数日サボっても罪悪感はありません。
生活を侵食しない距離感で、それでいて開けば必ず小さな達成感をくれる。カジュアルゲームのお手本のような収まり方です。
ダウンロード前のチェックポイント
- 広告通りの中身・期待を裏切らない
- 広告多め・機内モードか買い切り除去で解決
- 努力が即報われる癒しの箱庭
- 単純作業の繰り返しが苦手な人には不向き
まとめ:必ず終わる仕事だけがある場所
パーフェクトホテルは、「必ず終わる仕事」と「確実に報われる努力」だけでできあがった、現実の職場や家庭とは正反対の優しい職場でした。評価4.5という数字は、その気持ちよさが広告で膨らんだ期待を裏切らなかった、何よりの証だと思います。
私のおすすめ度は★4つ(5点満点)です。終わらない家事の合間に、必ず終わる仕事をわざわざしに行く。矛盾しているようですが、これが本当に効くんですよ。それでは私は今夜も少しだけ、ホテルに出勤してきます。