こんにちは、ともです。今回は「イラストチェイナー」を遊んでみました。オンラインのみんなで「絵しりとり」をつなぐ、お絵描きパーティーゲームです。App Store評価は4.67(レビュー14.2万件)。国産アプリで、テレビ番組で紹介されて話題になったこともある定番タイトルです。
絵心にはまったく自信がない私ですが、絵しりとりは「下手なほど盛り上がる」遊びのはず。そう自分に言い聞かせておそるおそる参加してみたら、想像の3倍笑いました。おすすめ度は★4つです。

どんなゲーム? 絵だけでしりとりをつなぐ
ルールは昔ながらの絵しりとりです。前の人が描いた絵を見て、それが何かを推理し、その言葉の最後の文字から始まるものを自分も絵で描いてつなぐ。文字や数字を書くのは禁止で、頼れるのは画力と発想力だけ。数人でリレーして、最後に答え合わせをする流れです。
答え合わせの瞬間がこのゲームのクライマックスです。「りんご」のつもりで描いた絵が「トマト」と解釈されて、そこからしりとりが誰も意図しない方向へ脱線していく様子に、毎回こらえきれず声を出して笑ってしまいます。

下手でも大丈夫、むしろおいしい
始める前の心配は「絵が下手だと迷惑では」でしたが、遊んでみると完全に杞憂でした。上手い絵は感心されますが、味のある絵は愛されます。私の描いた謎の生き物が次の人に全然違うものとして解釈され、それでもしりとりが奇跡的につながっていたときの一体感は、ちょっとした芸術です。
そもそも制限時間内に急いで描くので、どんなに上手な人でも全員それなりに雑になります。結局のところ画力の差よりも、「どうすれば伝わるか」という工夫のセンスが光るゲームなんです。

評価4.67は本物?
レビューを読み込むと、高評価の中心は「知らない人とでも自然に楽しい」「答え合わせで爆笑」「絵が下手でも楽しめる」という声。対戦ではなく協力の空気なので、オンラインの遊びにありがちなギスギス感が薄いのが特徴です。
低評価側は「マッチングに時間がかかる時間帯がある」「たまに荒らし気味の人がいる」という声。不特定多数と遊ぶ仕組み上、変な絵を描く人にゼロでは出会いません。通報機能はあるので、そこは大人の遊び場のお約束です。

広告と課金のバランス
基本無料で、プレイの合間に広告が入ります。頻度はこのジャンルとして標準的で、お絵描きの真っ最中に割り込まれることはありません。課金はペンの色や着せ替えなどの装飾系が中心で、ゲームの有利不利にはいっさい関係なし。無課金のまま遊び続けて、機能面の不足を感じる場面はありませんでした。
こういう「課金は応援とおしゃれのため」という割り切った設計は、家計を預かる身としては本当に安心して遊べてありがたいです。国産の良心を感じる部分でした。

家族・友達との身内ルームが本命
知らない人とのマッチングも楽しいのですが、本命は合言葉で作る身内ルームです。わが家では週末に夫と娘と3人で遊ぶのが定番になりました。6歳の娘の絵は解読難易度が高すぎて、しりとりがすぐ迷子になるのですが、それがもう笑えて笑えて。
試しに離れて暮らす実家の母を誘ってみたら、意外にも絵が達者なことが判明したりして、家族の知らなかった一面を発見する装置としても優秀です。わざわざ帰省しなくても、画面越しに家族みんなの遊び時間が作れるというのは、思っていた以上にいいものですね。
すきま時間との相性
1ゲームは数分で終わるので、すきま時間にもきちんと収まります。ただし本作の性質上、リレーの途中で抜けるのは同じ部屋の人にちょっと申し訳ないので、「あと1回だけ」の見極めは他のアプリより少しだけ丁寧に。夜、子どもたちが寝たあとに2〜3ゲーム、というのが私のちょうどいいペースになっています。
気になったところ
正直に気になった点も書いておきます。まず、時間帯によっては人が集まるまで少し待たされます。それから、お題によっては大人でも描き方に本気で困るものがあって、画伯度の高い展開が続くと軽く心が折れます。抽象的な言葉を絵にする瞬間の頭の抱え方は、ぜひ一度体験してほしいところ。あとは前述の通り、公開ルームでは稀にマナーの怪しい人に当たることもあります。子どもに遊ばせるなら、身内ルーム限定にしておくのが安心です。
お絵描きが苦手な人のための小さなコツ
私のような画伯仲間のために、数ゲームで掴んだコツを共有しておきます。まず、上手に描こうとせず「特徴を1つだけ盛る」こと。ぞうなら鼻、きりんなら首、それ以外は省略するくらいが、むしろ伝わります。次に、色を上手に使うこと。りんごは形が多少崩れても、赤く塗れば伝わる確率が跳ね上がります。
そして自分の絵が伝わらなかったときは、落ち込むのではなく「答え合わせで笑いを取った」と考えること。この心構えさえ持っていれば、画力ゼロでもこのゲームでは立派な主戦力になれます。
言葉の勉強になるおまけ効果
子どもと遊んでいて気づいたのですが、絵しりとりは語彙の遊びとしてもかなり優秀です。「り」で始まるものを頭の中で棚卸しして、そのうち絵にできるものを選ぶ。この工程は、しりとりとお絵描きと連想ゲームを同時にやっているようなもので、6歳の娘の「ことばの引き出し」が増えていくのが横で見ていて分かります。
ひらがなを覚えたての年齢とは特に相性が良くて、遊びながら自然に言葉へ触れる時間として、机に向かうドリルよりもずっと楽しそうに取り組んでいます。
1日の遊び方と生活への収まり
オンラインの対人ゲームというと生活を侵食しそうな響きがありますが、本作は1ゲーム数分で完結して、ランキングを追わされることもないので、深追いの構造がありません。「今日はもう1回だけ」が本当に1回で済む、めずらしい対人ゲームです。
わが家では金曜の夜だけ家族ルームを開く、という週1回の楽しみとしてすっかり定着しました。毎日の習慣というより、ささやかな家族行事といった趣です。
ダウンロード前のチェックポイント
- 絵が下手でも問題なし、むしろ盛り上がる
- 課金は装飾のみ・無課金で全機能十分
- 子どもと遊ぶなら合言葉の身内ルームで
- 対戦ではなく協力の優しい空気
まとめ:笑い声がそのまま出る、国産パーティーゲームの良心
イラストチェイナーは、絵しりとりという誰もが知っている遊びを、優しい空気感そのままにオンラインへ持ち込んだ、国産パーティーゲームの良心でした。評価4.67という数字は、勝ち負けでギスギスさせない設計への、みんなの信頼の表れだと思います。
私のおすすめ度は★4つ(5点満点)です。家族との週末の遊びに、なかなか会えない友達との近況報告代わりに。「画面を見てお腹から声を出して笑う」という体験が、こんなに手軽に手に入るアプリはなかなかありませんよ。